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FIFAワールドカップ2022でゴールデンブーツの期待がかかる選手【トップ10】

FIFAワールドカップ2022でゴールデンブーツの期待がかかる選手【トップ10】

FIFAワールドカップがいよいよ11月21日に開幕!日本はグループで強豪ドイツ、スペイン、コスタリカと対戦します。日本からカタールに飛んで現地で観戦する方もいると思いますが、そうでない方はテレビ中継やライブベッティングで楽しみましょう。

プロのサッカー選手といえば稼ぎがよくカッコいいというイメージがありますが、やはりワールドカップの舞台では卓越したパフォーマンスが見られるため世界中が注目します。今年のカタール大会では登録選手を23名から26名に増やすという変化もあり、ユニークな大会となりそうですが、ここで気になるのは「ゴールデンブーツ(得点王)」の行方です。

現在のところ優勝候補はブラジルでオッズは4倍、続いてベルギー、アルゼンチン、フランスが続いています。もちろん、白熱する試合を観戦しながら賭けることができるライブベッティング、勝敗予想、オーバー/アンダー、両チームのゴール数、そして「ゴールデンブーツ予想」など多彩なベッティングマーケットを利用できます。

今回はワールドカップ賭でも賭けることができるマーケット「ゴールデンブーツ」に焦点を当てて、獲得が予想されるトップ10選手をご紹介します。

2022W杯カタール大会、ゴールデンブーツ予想選手

FIFAワールドカップ2022でゴールデンブーツの期待がかかる選手【トップ10】

最もゴールを決めると期待されるビッグネームはこちらの10名です。

ハリー・ケイン(Harry Kane):イングランド代表

イングランド代表のハリー・ケイン選手は前回ロシア大会でのゴールデンブーツ保持者です。ハリーはイングランド代表のキャプテンを務めており、プレミアムリーグの「トッテナム・ホットスパーFC」に所属しています。

188cmの長身を持つハリーはプレミアムリーグで得点王、そして4回のPFA年間ベスト11に選ばれています。ユース時代は名門アーセナルFC、ワトフォードFCに所属した経験があり、イングランドをベースにしたサッカーキャリアを歩む名選手です。前回のロシアW杯では大英帝国勲章が与えられ、一躍話題を呼びました。

2022年のプレイミアリーグでは、因縁の対マンチェスターシティ戦で勝ち越しを記録。ソン選手の得点アシストにも積極的に貢献し、ゴール数累計37でリーグ史上最高をマークしています。カタール大会で連続ゴールデンブーツの獲得が有力視されるFW選手です。

ロベルト・レヴァンドフスキ(Robert Lewandwski):ポーランド代表

ポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキ選手は、現世代で最強のストライカーだと言われています。今回のW杯カタール大会ではポーランドの優勝は難しいとされていますが、欧米では「彼はゴールデンブーツ狙いで一気に攻める!」と豪語されています。所属先のバイエルンでは絶対的なプレイヤーとして大活躍しています。

ロベルト選手のFWスタイルは現代のスタイルとはやや異なり、ボックス・ストライカーの役割が強く、ペナルティーエリアでプレイを展開するのが特徴です。最高のポジショニングとパスの決定力があり、激しいゴールを量産するスタイルでガンガン攻めていきます。さらに、華麗なヘディングシュート、正確なドリブルスキルも備わり、マルチな才能を遺憾なく発揮しています。今大会でもチャンスをクリエイトするポストプレー、スタミナが持続する身体能力の高さ、味方にチャンスを広げるアクションに注目しましょう。

カリム・ベンゼマ(Karim Benzema):フランス代表

カリム・ベンゼマ選手はカタール大会の優勝候補でもあるフランス代表のストライカーです。2009年にレアル・マドリード入った後、チームを率いてきたロナウドの後釜/主砲として活躍。昨季は44ゴール、15アシストという偉業を見せ、UEFAチャンピオンリーグ、ラ・リーガでの制覇に貢献しました。また、ベゼマ選手はケガにより離脱を経験していますが、復帰後のオサスナ戦ではフル出場を果たしています。

直近の活躍では8月に開催されたUEFAスーパーカップの対フランクフルト戦で2点目をゴールし、見事にタイトルを獲得しています。アルジェリア国籍も持つベンゼマ選手ですが、サッカー王国の血が騒ぐ燃え滾るゴールを期待しましょう。

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ネイマール(Neymar):ブラジル代表

南米で最も知名度の高いブラジル代表・ネイマール選手も、ゴールデンブーツの期待がかかる選手でしょう。今大会で3度目の出場となりますが、プレーが柔軟であくまで楽しみながらゴールを決める姿が印象的ですね。所属先のパリではキリアンやメッシと共に世界クラスのトリッキープレーを演出し、スーパースターとしての風格を見せつけています。

2011年に日本で行われたクラブワールドカップでは、対柏レイソル戦で得点を奪い国内が大いに沸きました。2017年にはサッカー史上最高の年棒でPSGに移籍し、カップ戦を中心に貢献を果たしながら、リオ・オリンピックでもチームを金メダル獲得へと導きました。

ネイマール選手は高いファッションセンスと試合の度に変えるヘアースタイルが魅力的!若者が憧れるアイコンとしてもその人気は計り知れません。

サディオ・マネ(Sadio Mane):セネガル代表

セネガル代表のサディオ・マネ選手は欧州プレミアリーグで2019年にゴールデンブーツを獲得しています。所属先はドイツ・ブンデスリーガのFCバイエルン・ミュンヘンです。

サディオ選手は常にゴールを意識するプレイスタイルで知られていますが、ポジションニングの巧妙さ、パスの正確さ、フィジカルの高さはお墨付きです。さらに、プレミアリーグではセネガル国籍で歴代最多の得点保持者となりました。今季はPFA年間ベストイレブンにも選ばれている名実ともにスキルセットの多い誇る選手です。

記憶に新しいのは、2018年のロシア大会の対日本戦でGK川島から先制ゴールを決めたことでしょう。結局引き分けに終わりましたが、まさに国中がハラハラした瞬間でした。直近では、DFLスーパーカップの対RBライプツィヒ戦でバイエルンで、移籍後初めての得点を決めて初タイトルを獲得しました。カタール大会では超越したスピードやテクニックの他、ボールを押し込む積極的なプレーに注目しましょう。

キリアン・エンバぺ(Kylian Mbappe) :フランス代表

パリ・サンジェルマンFC所属のフランス代表キリアン・エンバぺ選手は、右足から攻める強烈なストライクで数々のタイトルを制覇してきました。ユース時代はボンディ、モナコでプレイしリーグ・アン優勝を果たしています。エリートの若手プレイヤーとして人気を博す中、ゴールデンボーイ賞、フランス年間最優秀選手賞、リーグ・アン年間最優秀若手選手賞を獲得しています。

前回のロシア大会ではフランス史上最も若い10代の選手として初のゴールを奪い、あのペレに次ぐ2人目のティーンエイジ選手として話題を呼びました。ゴールデンブーツに期待がかかります。

リオネル・メッシ(Lionel Messi):アルゼンチン代表

誰もが知るスーパースター!アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手もゴールデンブーツ獲得候補選手の一人です。パリ・サンジェルマン所属でFCバルセロナで最多出場数、ゴール数、アシスト数の3つの輝かしい記録を誇ります。さらに、世界最優秀選手賞(バロンドール)をサッカー史上最多の7回獲得しています。

メッシ選手が成し遂げた功績はものさしで測り切れません。バルセロナで歴代最多35回のタイトルを獲得、672得点の通算最多ゴール、さらに474得点のラ・リーガ歴代最多という驚くべき偉業を遂げています。サッカー界の最高峰に位置するメッシですが、今回のW杯でもゴールデンブーツを獲得できるでしょうか?

クリスティアーノ・ロナウド(Christiano Ronaldo):ポルトガル代表

189cmの長身を活かしたプレーでファンを魅了するクリスティアーノ・ロナウド選手。歴史に残る史上最高選手としても崇められる存在となりましたが、カタール大会ではポルトガル代表として出場し、ゴールデンブーツ獲得を狙います。

ロナウド選手が保持する記録も驚愕で、史上最多得点記録、代表得点世界記録、UEFAチャンピオンズリーグ5度制覇など数えきれないほどのタイトルを獲得しています。ゴールの隅を狙う豪速の弾丸シュートは母国ポルトガルを含める外国の名門チームで培ったものなのでしょう。熱戦の地カタールでの「ロニー」の活躍が待ちきれません。

ラウタロ・マルチネス(Lautaro Martinez):アルゼンチン代表

セリエAのインテル・ミラノに所属するアルゼンチン代表のラウタロ・マルチネス選手はラシン・クルブでサッカーキャリアをスタートさせた一流ストライカーです。インテルではロメルとの2トップで得点を量産し、チャンピオンズリーグ、セリアAで大貢献を果たしています。

南米で培われた豪快なシュート、圧倒的なテクニック、抜群のターンの3要素を兼ね備えた選手で、特に足元の絶妙なテクニックに優れています。狭いスペースを巧みに使い、華麗なドリブル裁きを見せる姿が印象的です。ワンタッチターンで一気にゴールに突き進む決断力、そしてボールを懐に置きながら得点を狙うポストプレーにも長けています。サッカー選手しては小柄でありながらパワフルにフィールドを走る抜群のパフォーマンスに期待しましょう。

メンフィス・デパイ(Memphis Depay):オランダ代表

メンフィス・デパイ選手はオランダ出身でFCバルセロナに所属しています。ラッパーとしてのキャリアを持つユニークなストライカーですが、公式戦では124試合に出場し、合計50得点を決めています。

彼のデビュー戦は2021年8月ですので、中堅層の頂点を極める超有望選手ということになります。オランダのPSVアイントホーフェン、マンチェスターユナイテッド、W杯ブラジル大会での経験を経て独自のプレイースタイルを編み出した一人です。

プレースタンスは少し引き目の位置に下がり、ゴール形成に参加しながら最終的にシュートを決める頭脳攻撃タイプ。ボールをキープする力が強く、セットプレーの精度が高いことでも評価されています。

ゴールデンブーツの歴史と特徴

ゴールデンブーツ(Golden Boots)とは「得点王」のことで、ある一つの大会や競技イベントで最も多くゴールを決めた選手に授与されるアワードを指します。現在は省略してゴールデンブーツを呼ぶことが多いですが、正式な名前は「アディダス・ゴールデンブーツ」となります。前回のロシア大会でゴールデンブーツを受け取ったのは、大会中6点を決めたイングランドのハリー・ケイン選手でした。

まとめ

今回はFIFAワールドカップ・カタール大会でゴールデンブーツ獲得が期待される10名の有力ストライカーをご紹介しました。

熱い決戦の舞台で、一体だれが最高のゴールシーンを演出してくれるのでしょうか?スタートは11月21日です。お見逃しなく!