壮大な復讐劇を描き反響を呼んでいるドラマ『六本木クラス』ですが、韓国オリジナル『梨泰院クラス』を見返す視聴者も増えています。
様々な事情を抱えたキャラクターたちの生き様が魅力的なドラマですが、トランスジェンダーの料理長 マ・ヒョニのエピソードが心に残っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、中性的な雰囲気が素敵な料理長・ヒョニを演じた、韓国の女優・イ・ジュヨンさんに迫っていきます！
イ・ジュヨンのプロフィール・代表作
ドラマ『梨泰院クラス』のトランスジェンダー役で大ブレイクしたイ・ジュヨンさん。2022年カンヌ国際映画祭を賑わせた是枝裕和 韓国映画『ベイビー・ブローカー』にも出演し話題となりました。
ここからは、彼女のプロフィールや代表作について紹介していきます。
プロフィール
- 本名：イ・ジュヨン
- 生年月日：1992年2月14日
- 身長：162㎝
- 血液型：A型
- 事務所：ACE FACTORY
出演ドラマ代表作
2016年：「恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～」
2017年：「キンコンカンコン 恋の始まり」
2018年：「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」、「私だけに見える探偵」
2020年：「梨泰院クラス」、「TIMES～未来からのSOS」
出演映画代表作
2012年：『遭遇』
2013年：『旅行の妙味』
2015年：『転校生』
2016年：『夢のジェーン』、『三点シュート』、『春の夢』、『ホンダ』
2018年：『蚕を買っていた部屋』、『ザ・ネゴシエーション』
2019年：『なまず』、『野球少女』
2022年：『ベイビー・ブローカー』
イ・ジュヨンの経歴
デビューのきっかけ
なんとなく進学した大学で体育科を専攻したものの、将来の目的が定まらない日々を過ごしていたジュヨンさん。週に1回の演劇科との交流で芝居に触れるうちに、演じることへの好奇心が芽生えます。大学2年時に、衝動的に体育科から演劇科に転入し、本格的に女優への一歩を踏み出しました。
転入に関してご両親には事後報告だったそうですが、あっさりと認めてくれたそう。大学で演技を学び、着々と力をつけたジュヨンさんは、2012年の韓国映画『遭遇』でスクリーンデビューを果たします。
『梨泰院クラス』で大ブレイク！
デビュー後は、独立映画や短編映画を中心に活躍。ドラマにも少しずつ出演し、『恋のゴールドメダル』では短髪でボーイッシュなウェイトリフティング部の学生を演じ、中性的な魅力で世間に認知され始めました。
2019年『野球少女』で商業映画初主演を果たし、同年の映画『なまず』で釜山国際映画祭“今年の俳優賞”を受賞。
2020年の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』では、差別的な視線に悩みながらも力強く生きるトランスジェンダーの料理長を演じ大ブレイク！脇役ながらも、性別を感じさせない独特な存在感を放っていたジュヨンさん。この存在感が、コロナ禍の自粛期間中に韓国ドラマにはまっていた是枝裕和監督の目に留まり、監督初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』では刑事役としてキャスティングされることになりました。
もっと知りたい！イ・ジュヨン
読書が好き！好きな作家は？
キリっとした見た目から、外で飛び回るのが好きな活発な方なのかなと思いきや、実は大の読書好きなんです！学生時代は放課後や授業中にずっと本を読んでいたため、先生が取り上げてしまうほどだったそうで、学校図書貸出最多記録で表彰されたこともある読書家です。韓国文学だけではなく、フランス文学や日本文学も好んで読むというジュヨンさん。特に、日本の作家・恩田陸さんの本が大好きで、ほとんどの作品を読破したそうです。
保護犬・ティグを溺愛
犬をペットとして飼う家庭が増える一方で、捨て犬が増加しているという社会問題が深刻化している韓国。この問題を少しでも解決したいと、保護犬をペットとして迎え入れる動きが韓国の芸能界で広まっています。ジュヨンさんもそのうちの一人で、保護犬センターから子犬を引き取り、「ティグ」と名付け可愛がっています。愛犬ティグはSNSにも度々登場し、撮影現場にも連れていくほど。写真からも溺愛ぶりが分かるほど、ティグと一緒にいるジュヨンさんの笑顔は、とてもナチュラルで素敵なんです！
まとめ
ボーイッシュでもありセクシーでもある、不思議な雰囲気が魅力的なイ・ジュヨンさん。
どの出演作品にも共通する意志の強い眼差しは、思わず見とれてしまいます。これからの彼女の活躍に期待したいですね！
