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まもなく開幕!夏の全国高校野球(甲子園)の注目校は?

まもなく開幕!夏の全国高校野球(甲子園)の注目校は?

7月18日に沖縄県の代表校が全国に先駆けて決まり、いよいよ開幕が近づいてきた夏の全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)。奈良県大会では、春の県大会優勝校・奈良大附属が初戦敗退、愛知県大会では中京大中京高校が公立高校にコールド負けをするなど、各地方大会でも波乱が起こっています。そんな中でもどの学校が代表の座を勝ち取るのか、楽しみですよね。

そこで今回は夏の甲子園の日程だけでなく、甲子園でも優勝候補として注目されている4校についてまとめていきます!

夏の甲子園 日程

​​7月31日の西東京の代表が決定して、各地区の全代表が決定します。その後、8月3日に組み合わせ抽選会が行われ、下記の大会スケジュールで14日間の熱戦が繰り広げられます。今年度も準々決勝、準決勝、決勝それぞれの前日に休養日をもうけ、選手や応援団の体調に配慮した日程となっています。ちなみに、組み合わせ抽選会の前日8月2日に女子の決勝戦が行われます。

  • 1回戦:8月6日〜10日(大会5日目)の第2試合まで
  • 2回戦:8月10日の第3試合〜14日(大会9日目)まで
  • 3回戦:8月15日、16日(大会10日目、11日目)
  • 準々決勝:8月18日(大会12日目)
  • 準決勝:8月20日(大会13日目)
  • 決勝:8月22日(大会14日目)

最注目校はこの3校!

ここからは今大会の最注目校3校をご紹介します。

大阪桐蔭高校(大阪府)

センバツ優勝校の大阪桐蔭高校は、文句なしの優勝候補筆頭です。大会注目左腕の前田悠伍投手をはじめ、最速148キロでエースナンバーを背負う川原投手や別所投手といった強力な投手陣に加え、海老名選手や星子選手、松尾捕手という強力攻撃陣が顔をそろえるなど、根尾昂選手や藤原恭太選手らを要し、春夏連覇を達成した世代に匹敵する選手層の厚さを誇っています。

大会前には、大学生と試合を行い勝利するなど、盤石の状態で大会に臨んでいます。地方大会の初戦となった18日の大手前高校戦では、10−0で貫禄の6回コールド発進しています。

近江高校(滋賀県)

センバツ準優勝校の近江高校にも注目です。実は、新型コロナウイルスの集団感染で辞退した京都国際高校に代わって出場し、準優勝に輝く快進撃を見せました。そんな中で最注目選手が四番で投手、主将も務める、プロ注目の山田陽翔(はると)投手です。センバツでは、全5試合に先発し、計594球の熱投で準優勝に貢献しました。

地方大会の初戦となった瀬田工業高校戦では、四番ライトで出場。5打数無安打と結果を残すことができず、チームも延長10回4−3で辛勝発進となりました。これからチームも山田選手も調子を上げて、昨夏の甲子園でベスト4、今春のセンバツでは準優勝に続く活躍が期待したいですね!

浦和学院高校(埼玉県)

最後にご紹介するのが、センバツベスト4の浦和学院高校です。投手陣は、エースの宮城誇南(こなん)投手、金田優太選手の左右両輪に加え、秋季県大会や関東大会で成長した浅田投手、芳野投手の4本柱に、最速147キロ右腕小田部投手も出場機会を窺っています。野手陣では2~5番はどこからも1発が飛び出し、関東大会では9番打者も1発を放つなど、切れ目のない打線が魅力です。

埼玉県大会の優勝候補筆頭として迎えた地方大会は、4回戦まで無事に勝ち上がり、18日には本庄東高校戦が行われました。4回終わって0-5の劣勢でしたが、5回に大勝選手の2ランなどで逆転に成功、そのまま勝利しました。この勝利で勢いをつけ、そのまま甲子園出場、大活躍を楽しみにしたいですね。

熱闘甲子園の主題歌は平井大さんの『栄光の扉』に決定!

平井大さんの『栄光の扉』が、テレビ朝日系列ABC放送の高校野球応援歌となりました。テレビ放送では『熱闘甲子園』で、甲子園球場では試合と試合の間などで流されます。放送予定は、2022年8月6日(土)から決勝まで、例年通りであれば23時15分~30分です。今年も古田敦也さんとヒロド歩美アナウンサーが出演されます!

最後に

全国に先駆け、沖縄県の代表が興南高校に決まり、甲子園球場での14日間の熱戦がすぐそこまでやってきました。優勝候補筆頭の大阪桐蔭高校を止める学校が現れるのかにも注目です。今年はどこの学校が優勝するのか、今から楽しみですね!