トレンド

ソフトバンクへ電撃移籍!侍ジャパン史上最強の2番打者・近藤健介の成績まとめ

ソフトバンクへ電撃移籍!侍ジャパン史上最強の2番打者・近藤健介の成績まとめ

日本の優勝で幕を閉じたワールドベースボールクラシック2023。大谷翔平選手の前を打ち、出塁率5割でチームを支えた近藤健介選手は2023年シーズン、福岡ソフトバンクホークスでプレーします!

今回は近藤健介選手の歴代の成績について紹介します。

高校時代の成績

2009年に横浜高校へ入学した近藤健介選手。一年生の時の夏の大会ではショートとしてスタメン出場し、打率.438を記録する活躍を見せましたよ。秋からは肩の強さを買われて捕手に転向。三年春夏で甲子園に出場し、三年夏の大会後には第9回AAAアジア野球選手権大会の日本代表にも選出されました。同大会ではチームの優勝に貢献、個人としてもベストナインの捕手に選ばれました。

高校時代の対外試合での通算本塁打数は38本でした。

プロ一年目から一軍戦に20試合出場

ドラフト4位で日本ハムファイターズに入団、プロ一年目となる2012年は7月4日に代打で公式戦デビューを果たし、7月13日には8番捕手で先発出場を果たしました。その後も度々出場を重ね、シーズン通して20試合に出場。高卒一年目でこの数字はやはり流石ですよね。とはいえ打率は.192、30打席で5安打2打点ながらも長打は一本も無いという、やはり今の近藤健介選手からは大きく離れた数字でした。

翌年は32試合に出場し、打率は.152、打点は2ながらも出塁率は.269と打率を大きく上回り、今の近藤健介選手の片鱗を見せています。

プロ三年目、初本塁打を記録

2014年シーズンは初の開幕一軍、出場試合数は前年を大きく上回る89試合と大きく躍進しました。打率は.258で出塁率は295、打点は28でホームランも5月16日の公式戦初ホームランや史上最年少、20歳9か月での満塁ホームランなど4本塁打を記録しました。打席数は291だったものの、20本の二塁打はチームでも最多の数でした。

プロ四年目、初の規定打席到達

2015年シーズンは7番捕手で自身初の開幕スタメンを掴み、レギュラーに定着。またまた前年を大きく上回る129試合に出場、うち捕手としては58試合に出場しました。規定打席にも初めて到達、打率はリーグ3位の.326、出塁率はこちらもリーグ3位、.405と遂に大台に乗せました。本塁打数は8本、打点は60といずれもキャリアハイを更新、安打数も142で正に飛躍の年となりました。

2017年シーズンに231打席ながら打率.413、出塁率.567を記録

プロ5年目、2016年シーズンは怪我の影響で80試合出場にとどまり、打率.265、出塁率.337止まりに。翌2017年シーズンは中盤に椎間板ヘルニアの手術を受け、出場試合数は53、打席は231と少ないものでした。しかしこの年に残した近藤健介選手の成績はすさまじい物があり、打率は.413、出塁率は.567というものでした。

2019年シーズンに初の最高出塁率のタイトルを獲得

2018年シーズンはファン投票の指名打者部門で二年連続1位に輝き、前年は出場が叶わなかったオールスターゲームに初出場、シーズンでも三年振りの規定打席到達を果たしました。129試合出場でリーグ3位の打率.322、リーグ2位の出塁率.427、キャリアハイを更新する9本塁打に69打点と充実のシーズンになりました。

翌2019年は138試合に出場し、打率は.302、出塁率は.422と多くの数字を前年から落としたものの、出塁率はリーグで見ると一位の数字に。プロ8年目にして初のタイトル獲得となりました。

2020年シーズン、驚異の出塁率.465

コロナウイルスの影響で短縮シーズンになった2020年は、打率でキャリアハイ、リーグ3位の.340、出塁率は驚異の.465で最高出塁率のタイトルを二年連続で獲得しましたよ。翌2021年シーズンは打率.298、打点69、そして自身初の二桁本塁打となる11本のホームランがいずれもチームトップの数字に。出塁率はリーグ3位の.413となりました。

2022年は右内腹斜筋肉離れの影響もあり規定未到達。それでも99試合出場で打率.302、本塁打8、打点41、出塁率.418を記録しました。

プレミア12、オリンピックでの成績

近藤健介選手は侍ジャパンとしての実績も豊富。2019年のWBSCプレミア12では外野手として8試合に出場し、31打席で4安打、打率.190ながら四死球は10で出塁率が.452と、とにかく塁に出て日本代表初優勝に貢献しました。

2021年に開催された東京オリンピックでも代表に選ばれた近藤健介選手は、代打で二試合、スタメンで一試合出場。6打席で2安打を放ち、打率.333。ここでも侍ジャパンの優勝に貢献しています。

WBCでの成績

記憶に新しい2023年のWBCでは、1番のラーズ・ヌートバー選手、3番の大谷翔平選手、二人のメジャーリーガーに挟まれる2番で全7試合に出場。34打席で9安打、四球は8で打率.346、出塁率は驚異の.500。テレビ中継では「打撃の天才」と紹介されましたが、その肩書に負けない成績を残し、正にWBCで大活躍となりました。

最後に

今回は近藤健介選手のこれまでの成績を紹介しました。

侍ジャパン史上最強2番打者と呼ばれた近藤健介選手。新天地、福岡ソフトバンクホークスでの活躍にも要注目です!