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聖地巡礼で実写映画『耳をすませば』の舞台にトリップ!

聖地巡礼で実写映画『耳をすませば』の舞台にトリップ!

ジブリアニメで大ヒットした『耳をすませば』。漫画やアニメ映画でも描かれた中学生の甘酸っぱい青春時代はもちろん、10年後のオリジナルストーリーも加えて、今回実写映画化されることになりました!

今でも聖地巡礼をするファンの姿もある大ヒット映画の実写版ということで、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。今回は映画情報とともに、『耳をすませば』の聖地についてご紹介します。

映画『耳をすませば』

『耳をすませば』は、1989年にコミック誌『リボン』で柊あおいが発表した青春恋愛漫画です。その後、漫画をもとにスタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットとなりました。

2022年10月14日(金)に公開予定の実写映画『耳をすませば』で監督を務めるのは、平川雄一朗さん。過去には『ROOKIES卒業』や『ツナグ』、『春待つ僕ら』など数々の感動作・ヒット作を生み出した有名監督です。

あらすじ

読書大好き中学生の雫は、夢を追って生きる聖司に出会い、次第に惹かれていきます。小説家になるという夢を胸に抱く雫と、夢を追いイタリアへ渡る聖司。離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合います。

それから10年の時が流れ、雫は出版社で働く傍ら小説家の夢を追い続けますが、思うようにいかず、もがいていました。一方の聖司も順風満帆ではなく、もどかしい日々を送ります。そんなある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られ・・・。

10年後の『耳をすませば』を演じるキャスト

10年後のオリジナルストーリーを描いた本作で月島雫を演じるのは、『今日から俺は!!』や『婚姻届に判を捺しただけですが』などに出演した演技派女優の清野菜名さん。「雫の思いに寄り添い、ピュアな心を大切に、丁寧に演じたい」と意気込みを語っています。

雫が思いを寄せる、大人になった天沢聖司には、『娼年』や『狐狼の血』などに出演した松坂桃李さんが起用されました。アニメ版を何度も観たという松坂さんは、「自分も想像していたその後の物語に関われることを嬉しく思う」とコメントしています。

その他、野球部に所属し、雫に片思いをしていた杉村を山田裕貴さん、杉村に片思いをしている雫の親友・原田夕子を内田理央さんが演じます。

 

聖地巡礼スポット

『耳をすませば』は、聖蹟桜ヶ丘駅周辺が舞台の聖地になっています。聖蹟桜ヶ丘駅をはじめ、アニメで印象的な坂道や神社などのモデルとなった場所をご紹介します。

①聖蹟桜ヶ丘駅

アニメの冒頭で雫が降り立った京玉線杉の宮駅は、京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」がモデル。駅の外観など、ほぼそのままの状態で登場しています。実写版でもロケ地となっているようです。

聖蹟桜ヶ丘駅は東京都多摩市にあり、新宿駅からは京王線で30分程度。ジブリ映画『耳をすませば』の舞台として知られていることもあって、発車ベルは映画の主題歌『カントリーロード』が使用されています。駅を出てすぐの広場には、「耳すまモデル地マップ」と地球屋の建物をモデルにした「青春ポスト」があり、街全体が聖地巡礼を歓迎しているのが伝わってきます。

②愛宕団地

雫の家族が住む団地のモデルになったと言われているのが「愛宕団地」。雫が階段を駆け下りるシーンなどで頻繁に登場します。近くには、アニメ映画で印象的だった白と緑の給水塔も。

場所は聖蹟桜ヶ丘駅から少し離れて、京王線永山駅から徒歩22分。永山駅からバスに乗って水道塔前で下車すれば、徒歩10分程です。

③いろは坂・高台

雫が図書館へ向かう時に登る坂です。図書館の近道をするために雫が駆け下りた階段もこの「いろは坂」にあります。アニメ映画では、いろは坂の途中に図書館がある設定です。また、ラストシーンで聖司と雫が行く「秘密の場所」でプロポーズをするのがこの坂上の高台と言われています。聖蹟桜ヶ丘駅からは、徒歩16分ほどで行けるようです。

④金比羅神社

野球部の同級生・杉村が、雫に告白するシーンで登場する神社のモデルになった「金比羅神社」。神社の建物や鳥居などがそっくりです。実際の金比羅神社は、映画でも登場する「いろは坂」を登り切ったところにあります。

⑤桜ヶ丘ロータリー

アニメに出てくる「地球屋」があるロータリーのモデルとなった場所です。実際に地球屋のようなお店はありませんが、「ノア」という洋菓子屋さんがあり、そこではバロン人形が置かれたり、耳をすませばのグッズが多く並べられたりしています。月島雫の声を担当した声優・本名陽子さんのサインもあり、一度は行っておきたいと訪れるファンも。販売されている「耳すまロータリークッキー」は人気のお土産のようです。

いろは坂を登り切って少し歩いたところにあり、聖蹟桜ヶ丘駅からは徒歩23分ほどです。

最後に

『耳をすませば』の聖地は、聖蹟桜ヶ丘駅周辺に数多くあります。散策すれば『耳をすませば』の世界に入り込めそうですし、舞台となった場所を巡るのはファンには楽しみの1つですよね。今回の実写映画化のタイミングで、ロケ地がにぎわうかもしれません。訪れる際にはマナーを守って楽しみましょう!