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あの感動をもう一度!目黒蓮ブレイク『Silent』の最終回を振り返る

あの感動をもう一度!目黒蓮ブレイク『Silent』の最終回を振り返る

主人公が高校生のときに本気で恋をした相手と、8年の時を経て偶然の再開を果たすところから始まる物語。しかし、再開した恋人は聴力を失っていました。

2022年に放送されると瞬く間に話題となり、社会現象をも巻き起こしたドラマ『Silent』。主人公・紬を演じた川口春奈さんと、元恋人・想を演じたSnow Manの目黒蓮さんをはじめとする役者陣の熱演により、多くの視聴者が惹き込まれ、その世界観に浸った話題作となりましたね。今日は、そんな大人気ドラマsilent 最終回の展開を振り返ってみたいと思います。

silent 最終回はどうなった?紬と想は結ばれた?

高校生のときに交際していた相手と再会し、再び一緒にいるようになった紬と想。しかし、想は病気を患い聴力を失っていました。「声が聴きたい」「また好きになんてならなきゃよかった」そんなふうに距離を置こうとした想でしたが、最終回では紬が「それでも一緒にいたい」と決断し、再び2人が歩み寄る展開を見せます。

「たくさん話し合おう」2人の未来を固める

紬は想に対し「気持ちを伝えることを諦めないでほしい」と伝え、分かり合えるようにたくさん話し合うことを提案。想も快諾し、2人は共に歩み続けることを誓いました。

最後の耳打ちは何と言っている?

silent 最終回のクライマックスは、2人が手をつないでイルミネーションを見に行くシーン。想は紬を手招きで呼ぶと、彼女の耳元で何かを囁きます。それを聞いた紬は嬉しそうな表情を浮かべますが、想が発した言葉は明かされないまま。視聴者からは「2人だけが知る言葉という終わり方が最高」と、感激の声が上がりました。

2人はあの頃へ…高校生カットでエンディング

8年越しに再会した紬と想が、ハッピーエンドの中カメラワークがフェードアウトすると、そこにいたのは高校時代の2人。音を失くした2人が内緒話をするのと同じように、高校時代の2人も内緒話をしては笑いあっていました。あの頃囁いた言葉とおなじことを、今想は紬にかけたのでしょうか。

2人しか知らない言葉を、視聴者は心で感じていたことでしょう。

silent 最終回で明かされた「カスミソウ」の意味

silent 最終回では、ドラマの中でキラーアイテムとなっていた花・カスミソウに関する伏線の回収も見どころとなりました。

紬の元彼・湊斗(演・鈴鹿央士さん)は、偶然花束を抱えた奈々(演・夏帆さん)に遭遇。おすそ分けとして、花束の中からカスミソウをもらいます。今度はそれを、湊斗が紬に。そして奈々も想にカスミソウをおすそ分けしていました。カスミソウを見た紬が「雪の結晶みたい」とつぶやくと、ドラマの主題歌であるOfficial髭男dismの「Subtitle」が流れますが、そのサビで「言葉はまるで雪の結晶」という言葉が出てくるのです。カスミソウの花言葉は「感謝」「幸福」「無垢の愛」。

それまでドラマの中で幾度となく出てきたカスミソウのシーンが駆け巡り、視聴者が見てきたドラマの世界観は最高潮に達しました。

まとめ

silent 最終回まで変わらぬ盛り上がりを見せ、サイレント 再放送もされた話題作となりました。登場人物が誰一人不幸にならない終わり方、そしてラブシーンを極力見せないにもかかわらず、紬と想が音のない世界で心を通わせる温かいシーンが描かれていることで、視聴者の心を掴んで離さない作品となったことでしょう。本作をきっかけに、音を失くした青年・想を演じたSnow Manの目黒蓮さんは一躍時の人に。それ以降、ドラマに映画と引っ張りだこな俳優となりましたね。錚々たるメンバーで、重くも温かいストーリーを作り上げたsilent 最終回まで大きな話題をさらいました。