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BTSは残念だったけど!グラミー賞 2022の受賞結果まとめ

BTSは残念だったけど!グラミー賞 2022の受賞結果まとめ

米・ラスベガスにて、現地時間の4月3日に「第64回グラミー賞」が開催されました。

最優秀レコード賞、楽曲賞を獲得したのはブルーノマーズ率いるシルク・ソニック。2年連続でノミネートされた、アジアの星・BTS(防弾少年団)にも注目が集まりましたね。

本記事では、そんな2022年グラミー賞の結果についてまとめていこうと思います。

グラミー賞とは?

グラミー賞とは、ザ・レコーディング・アカデミーが主催する音楽賞です。アメリカ合衆国の音楽産業において、優れた功績を残したクリエイターの業績を讃え、業界全体の復興と支援を目的としています。グラミー賞 2022は、1月31日(現地時間)にロサンゼルスでの開催を予定していましたが、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大を懸念し、延期となっていました。

世界で最も権威ある音楽賞の1つとされている「グラミー賞」ですが、受賞結果だけでなく、この舞台でしか見ることの出来ない、アーティストたちの圧巻のパフォーマンスも注目ポイントとなっています!

2022年グラミー賞の受賞結果一覧

部門受賞者
レコード賞シルク・ソニック

「リーブ・ザ・ドア・オープン」

楽曲賞シルク・ソニック

「リーブ・ザ・ドア・オープン」

アルバム賞ジョン・バティステ

「ウィ・アー」

新人賞オリビア・ロドリゴ
ポップ・グループ賞ドージャ・キャット ft.シザ

「キス・ミー・モア」

ポップ・ソロ賞オリビア・ロドリゴ

「ドライバース・ライセンス」

ポップ・アルバム賞オリビア・ロドリゴ

「サワー」

R&B歌唱賞【同点】シルク・ソニック

「リーブ・ザ・ドア・オープン」

【同点】ジャズミン・サリバン

「ピック・アップ・ユア・フィーリングス」

R&B楽曲賞シルク・ソニック

「リーブ・ザ・ドア・オープン」

R&Bアルバム賞ジャズミン・サリバン

「ホー・テールズ」

ロック演奏・歌唱賞フー・ファイターズ

「メイキング・ア・ファイア」

ロック・アルバム賞フー・ファイターズ

「メディスン・アット・ミッドナイト」

メタル演奏・歌唱賞ドリーム・シアター

「ジ・エイリアン」

ラップ・楽曲賞カニエ・ウエスト ft.ジェイZ

「ジェイル」

メロディラップ賞カニエ・ウエスト ft. ウィークエンド&リル・ベイビー

「ハリケーン」

ラップ・アルバム賞タイラー・ザ・クリエイター

「コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト」

カントリー・グループ賞オズボーン兄弟

「ヤンガー・ミー」

ジャズ楽曲・アルバム賞ロン・カーター&ジャック・ディジョネット&ゴンサロ・ルバルカバ

「スカイライン」

ジャズ・即興ソロ賞チック・コリア

「ハンプティ・ダンプティ(セット2)」

ダンス・レコード賞ルーファス・デュ・ソル

「アライブ」

オーケストラ演奏賞フィラデルフィア管弦楽団

「フローレンス・プライス:交響曲第1番、3番」

クラシック合唱賞グスターボ・ドゥダメル(指揮者)

『マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」』

クラシック・ソロ歌唱アルバム賞サンゲータ・カウル、ヒラ・プリットマン

「ミソロジーズ」

音楽ビデオ・賞ジョン・バティステ

「フリーダム」

惜しくも受賞を逃したが、パフォーマンスが話題になったBTS

昨年の「Dynamite」に続き、2年連続最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞でのノミネートとなったBTS。今回ノミネートされた楽曲BTS バターは、米ビルボードHOT100で7週連続1位を獲得するなど驚異的な人気を博しました。ファンの間では受賞が期待されていましたが、ドージャ・キャット feat. シザの「Kiss Me More」が手にする結果となりました。

受賞を逃したBTS バターではありますが、会場でのパフォーマンスは大いに話題になりました。メンバーのジョングクが新型コロナウイルスに感染したことを公表していたため、授賞式に参加できるか懸念する声もありましたが、無事全員そろった姿を見ることが出来ました。左手の人差し指を負傷し、包帯を巻いた状態で登場したジンも、それを感じさせない演出とパフォーマンスで観客を魅了しました。

美術品を盗みに来た怪盗のような演出で、天井から降りてくるジョングク、オリビア・ロドリゴの隣で何かをささやくVなど、登場シーンからインパクト抜群。特にレーザートラップを華麗に避けるシーンは圧巻です。

星のカービィ 曲「メタナイトの逆襲」がまさかの受賞!

ジャズ・ポップスオーケストラ「The 8-Bit Big Band」の楽曲「Meta Knight’s Revenge – Fusion Big Band version ft. Button Masher」が、「最優秀インストゥルメンタル編曲賞」を受賞しました。実はこの楽曲、1996年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用ソフト「星のカービィ」内のゲームモード「メタナイトの逆襲」にて流れる楽曲をアレンジしたものなんです。

音楽家のチャーリー・ローゼンとジェイク・シルバーマンがアレンジを手掛け、オーケストラバンド「The 8-Bit Big Band」が演奏しています。原曲のゲームミュージック感は残しつつも、ジャズの雰囲気が融合したムーディな1曲に仕上がっています。他にもゲーム楽曲のアレンジをしている同バンド、この機会に聞いてみてはいかがでしょうか。