人気ドラマ『御上先生』の舞台となったロケ地は、ファンにとって聖地ともいえる場所です。
そこで今回は、「御上先生」のロケ地の詳しい場所や楽しみ方、注意点などを調査しました。
『御上先生』ロケ地はどこにある?
「御上先生」のロケ地は、実際の学校や施設が多く使用されているということで、そのロケ地の場所について詳しく紹介します。
西武学園文理中学・高等学校(埼玉県狭山市)
埼玉県狭山市にある西武学園文理中学・高等学校は、ドラマの主要なロケ地の一つです。劇中で登場する「隣徳学院」の外観や校庭、さらには教室のシーンまで幅広く撮影されました。
近代的で清潔感のある校舎や広々としたグラウンドは、作品の持つ爽やかで現代的な雰囲気を強調しています。まあ、この学校は撮影地として人気が高く「山田太郎ものがたり」や「恋愛のすゝめ」など、過去にも数々のドラマや映画に登場しており、ロケ地巡りを楽しむファンにとっては見逃せない場所です。
流山おおぐろの森中学校(千葉県流山市)
千葉県流山市に位置する流山市立おおぐろの森中学校は、リアルな学園生活を表現するための重要なロケ地として選ばれました。広々とした教室や開放的な体育館、さらに屋上など、学校内の多彩な施設が撮影に使用されています。
現代的で明るい校舎は、学園ドラマにふさわしい舞台として注目され、実際に生徒たちが通う学校の雰囲気も反映されているため、作品を視聴した後に訪れると「ここでのあのシーンが撮られたのか」と実感できるでしょう。
ファンにとっては非常に魅力的なロケーションとなっています。
聖光学院中学・高等学校(神奈川県横浜市)
神奈川県横浜市にある聖光学院中学・高等学校もまた、ドラマの舞台「隣徳学院」のロケ地として使用されました。特に印象的な屋上シーンや校舎の外観の一部がここで撮影されており、未来感や知的な雰囲気を醸し出すスポットとして重要な役割を担っています。
聖光学院は実際にも全国的に有名な進学校であり、東京大学をはじめとする難関大学への合格者を多数輩出していることでも知られており、ドラマの学園設定に説得力を与えるだけでなく、リアルな進学校の空気感を演出する点でも効果的なロケーションとなっています。
東京都市大学付属中学校・高等学校(東京都八王子市)
東京都八王子市にある東京都市大学付属中学校・高等学校は、近代的な校舎と開放感あふれる広大なグラウンドを誇り、ドラマに登場する学園生活の象徴として描かれました。校舎内の明るい廊下や教室、体育館などが撮影で使用され、リアルかつ活気に満ちた学校生活のシーンを引き立てています。
さらに、回想シーンに登場する啓陵学園の放送室もこの学校で撮影されました。御上が兄・宏太と会話する重要なシーンの舞台となり、過去と現在をつなぐ伏線の一部としてドラマの物語を深める役割を果たしています。
東京都立大学 図書館本館(東京都八王子市)
同じく八王子市にある東京都立大学図書館本館は、知的で落ち着いた雰囲気の図書館シーンの撮影に使用されました。豊富な蔵書と静かな空間が、学園ドラマに必要な知的な側面を演出しています。
特に印象的なのは、吉岡里帆さん演じる是枝文香が本を探すシーンで、彼女の知性や内面の葛藤が表現されていました。図書館内の書架や閲覧室も撮影に利用され、日常生活では感じにくい静謐な緊張感を漂わせています。
作品の世界観に深みを与える舞台として、訪れた際には思わずその場面を思い出してしまうことでしょう。
ロケ地の楽しみ方や注意点は?
「御上先生」のロケ地はファンにとっては聖地ということで、一度は訪れてみたいと思っている方も多いでしょう。しかし、そのロケ地のほとんどは実在している学校ということもあり、楽しみながらも注意しなければいけないことがあります。
ここでは、そのロケ地の楽しみ方や注意点を紹介しますので、参考にしてください。
事前に調べてルートを立てる
「御上先生」のロケ地を訪れる際には、事前に場所の情報を調べておくことが欠かせません。特に学校や大学といった教育機関が多く使われているため、敷地内に入れる範囲や外観撮影の可否などを確認しておくと安心です。
また、複数のロケ地を巡る場合はルートを予め考えておくと効率的で、限られた時間の中でも充実した聖地巡礼を楽しめるでしょう。
マナーを守って訪れる
実際に利用されている施設を訪問する以上、マナーを守ることが最も大切です。撮影を行う場合はフラッシュや大きな機材を避け、周囲の人々や住民に迷惑をかけないよう配慮しましょう。
特に学校敷地内では無断で建物に立ち入ることはできないため、外観から雰囲気を楽しむことが基本です。静かに訪れ、地域や利用者へのリスペクトを忘れないことが大前提となります。
訪れる時間と季節を意識する
ロケ地巡りをより快適に楽しむためには、訪れる時間帯や季節を意識することも重要です。人の少ない午前中や平日を選ぶと落ち着いて見学や撮影ができますし、桜や紅葉のシーズンに訪れると、作品の雰囲気に彩りが加わってさらに印象深い体験となります。
自然とロケ地の組み合わせを楽しむのもファンならではの過ごし方でしょう。
撮影スポットを工夫する
ドラマの印象的なシーンを思い浮かべながら同じ構図で写真を撮れば、作品の世界を追体験することができます。校舎や図書館、門や通路といったスポットを探し、映像の中と現実を重ね合わせることで「再現ショット」としての楽しみ方が広がるでしょう。
公式写真や映像と見比べながら歩くと、新たな発見があるのもロケ地巡りの醍醐味です。
安全に配慮して楽しむ
どんなに夢中になっても、安全への配慮は忘れてはいけません。夜間の訪問は避け、必ず明るい時間に行動を終えることが推奨されます。さらに、天候によっては足元が滑りやすくなることもあるため、歩きやすい靴を用意しておくと安心です。
公共交通機関の運行時間も調べておき、帰り道の手段を確保してから訪れるようにすれば、心置きなくロケ地巡りを楽しめます。
最後に
『御上先生』のロケ地は、作品の世界観を直に感じられる魅力的な場所です。訪れる際はマナーを守り、地域の方々への配慮を忘れずに楽しむことが大切といえます。旅の思い出として、心に残る時間を過ごしてください。