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甘いものが食べたい時の原因は? 代わりに食べるべき栄養素も調査

甘いものが食べたい時の原因は? 代わりに食べるべき栄養素も調査

甘いものが食べたい時には、代わりに食べられるものがあります。甘いものを欲しているけれどダイエット中だったり、もう食べ過ぎてしまったので控えたかったりするとき、ありませんか?そんなとき、甘いものの代わりに食べられるものがあったら知りたいですよね。

この記事で、甘いものが食べたい時の代わりになる栄養素や食べ物をご紹介します。

甘いものが食べたい時の原因は?

甘いものが食べたい時、身体の中で何が起こっているのか見てみましょう。

  • 低血糖状態である:血糖値が下がっており、血液中のブドウ糖が不足して脳が糖分を欲する
  • ストレスが溜まっている:気分が落ちているときに糖分を摂取すると、脳内物質が出て快感を覚える
  • 生理前である:月経前症候群(PMS)の1つに、生理前に過食してしまうというものがある

甘いものが食べたい時、脳は甘いものが好きなので欲してしまうのですが、実は不足している栄養素があるという意味なんです。つまり、不足している栄養素を摂取すれば満たされるんですね。

ここから、甘いものが食べたい時に代わりに食べるべき栄養素をご紹介します。

甘いものが食べたい時代わりに食べるべき栄養素

甘いものが食べたい時、代わりに食べるべき栄養素は「エネルギー源となるもの」です。身体を動かすエネルギーを作るにはカロリーのある食べ物が必要です。エネルギー源が不足していると、それを補おうとして脳が甘いものを欲するといわれているのです。疲れたときに甘いものが食べたくなるのは、エネルギー不足によるものなんですね。

それでは、甘いものが食べたい時に代わりに食べるべき栄養素を見てみましょう。

炭水化物

甘いものが食べたい時は、代わりに炭水化物を摂取しましょう。炭水化物は甘いものと同じくエネルギーを補給できますが、甘いものと違って腹持ちが良く、エネルギーが長続きする特徴があります。

また、甘いものからはエネルギー以外の栄養素が摂れませんが、炭水化物なら食物繊維やタンパク質も摂取できるので、より健康的なのです。

タンパク質

甘いものが食べたい時は、代わりにタンパク質を摂取しましょう。タンパク質はエネルギー源になるだけでなく、甘いものと違って血糖値を上げにくく、また脂肪ではなく筋肉を作り出してくれます。おやつに甘いものが食べたくなったら、ヨーグルトやチーズなどタンパク質が摂れるものを選んでみましょう。

野菜を多く摂るのも大切ですが、タンパク質は豆腐や魚、卵などに含まれていますよ。

ビタミンB1

甘いものが食べたい時は、代わりにビタミンB1を摂取しましょう。ビタミンB1は、甘いものを食べたとき身体の中に入る糖質を分解し、エネルギーに変えるはたらきをします。水溶性で、ビタミンB1を摂取しすぎても自然と排出されるので、多く摂っても問題ないそうですよ。豚肉や玄米ご飯に含まれていますので、積極的に毎日摂取しましょう。

マグネシウム

甘いものが食べたい時は、代わりにマグネシウムを摂取しましょう。特にチョコレートが食べたいとき、マグネシウム不足に陥っている可能性があります。マグネシウムは身体の代謝を助けたり骨を形成したりと大切な役割を果たします。不足すると疲れやすくなるので、毎日の食事で適量摂取するよう心がけましょう。ひじきやほうれん草、納豆などに含まれていますよ。

まとめ

甘いものが食べたい時、代わりに摂取できる栄養素をまとめました。甘いものが食べたい時は、本当に甘いものを欲しているのではなく別の栄養素が不足しているケースがあります。特に甘党の人は、特定の栄養素が不足していると「甘いものを食べれば良いんだ」と脳が判断してしまう可能性も。甘いものが食べたい時、代わりに食べられるものを多く用意しておくと良いでしょう。