『スカイキャッスル』は韓国版をリメイクしたもので、高級住宅街が舞台になっている作品で、松下奈緒さん、木村文乃さん、比嘉愛未さん、小雪さんといった豪華俳優陣が出演しています。
そこで今回は、気になる『スカイキャッスル』のロケ地や韓国版と日本版の違い、実話の噂について調査します。
スカイキャッスルのロケ地はどこ?
『スカイキャッスル』は、高級住宅街で巻き起こるセレブ妻たちのドロドロしたマウントバトルが繰り広げられるサスペンスミステリーです。高級住宅街であるスカイキャッスルを舞台にストーリーが展開されていきますが、ロケ地はどこなのでしょうか。
それでは、『スカイキャッスル』のロケ地を詳しくみていきましょう。
湘南国際村
『スカイキャッスル』において、舞台となっている高級住宅街の場所は、神奈川県横須賀市にある湘南国際村であることが判明しています。
元々、湘南国際村は国際交流拠点として開村した場所で、綺麗な街並みと雄大な自然を堪能することができる場所です。『スカイキャッスル』では、主人公たちが住む自宅や街並みを湘南国際村で撮影し、室内はスタジオで行なっていると言われています。
ゴルフ倶楽部成田ハイツリー
ゴルフ倶楽部成田ハイツリーのゲートが、『スカイキャッスル』で主人公たちが暮らす高級住宅街の入り口のロケ地となっています。ゴルフ倶楽部成田ハイツリーのゲートは高級感と威圧感のある見た目をしていて、ドラマ内でも存在感を出していました。ゴルフ倶楽部成田ハイツリーのゲートは高級感が溢れているので、ドラマの世界観ともマッチしているのではないでしょうか。
ゴルフ倶楽部成田ハイツリーはゴルフ好きの間でも評価されており、充実したサービスを受けられるそうです。
旧小川小学校 下里分校
旧小川小学校 下里分校は埼玉県比企郡小川町にある場所で、ドラマ内で松下奈緒さんと木村文乃さんが幼少期を過ごした施設・若菜園のロケ地となっています。
また、旧小川小学校 下里分校は、『スカイキャッスル』だけではなく、アニメ『のんのんびより』の聖地としても有名なようです。
横浜市立市民病院
『スカイキャッスル』のセレブ妻たちの夫が勤めている帝都病院のロケ地となっているのが、神奈川県横浜市にある横浜市立市民病院です。
横浜市立市民病院が『スカイキャッスル』のロケ地になっていることが明らかになったのは、公式ホームページで使用されていることが公表されたからのようですね。また、横浜市立市民病院は『風間公親 教場0』や『ケイジとケンジ、時々ハンジ』といったドラマでもロケ地として使われていました。
スカイキャッスル韓国版と日本版の違い?
『スカイキャッスル』は2018年に韓国で放送されたものをリメイクした作品です。では、『スカイキャッスル』韓国版と日本版ではどのような違いがあるのでしょうか。
万引きシーンについて
『スカイキャッスル』日本版では、松下奈緒さんの次女がストレスから万引きをしてしまうシーンがありました。その場面を見つけた木村文乃さんが注意して怒るというように描かれています。
しかし、韓国版『スカイキャッスル』では松下奈緒さん役を演じているソジンさんが、コンビニエンスストアの店長に事前にお金を渡して、万引きを許容してもらうように頼んでいました。
このような違いがあるのは、お金を渡して万引きをOKにしてもらうというのは、コンプライアンスの観点から批判が来ると判断したからではないでしょうか。
その他家族のストーリー
韓国版の『スカイキャッスル』は40分×36話と、エピソードが多いのに対し、日本語版は50分×9話とかなりコンパクトになっています。そのため、日本版の『スカイキャッスル』では、その他家族のストーリーが大幅に削られてしまっていたようです。
具体的には、比嘉愛未さんと高橋メアリージュンさんの家族について、韓国版では濃く描かれていましたが、日本語版はそういったシーンがありませんでした。
小雪の設定
『スカイキャッスル』のキーマンである小雪さん演じる謎多き受験コーディネーターの九条彩香ですが、韓国版と日本版では大きく設定が違ったようです。
日本版の九条彩香は、自身も幼少期に教育虐待を受けていて、母親に復讐していたという設定になっていました。
一方で、韓国版でも母親が娘に教育虐待をしていたという点は同じですが、危害を加えられたのは反対でした。教育虐待をしていたことを夫に責められたことで、母親は夫と娘が乗った車に細工をしたとなっています。
スカイキャッスルは実話だった?
韓国版と日本版のある『スカイキャッスル』ですが、完全なフィクションではなく、実話を元にしたドラマというのは本当なのでしょうか。
『スカイキャッスル』が実話を元にしたドラマというのは本当のことのようですが、特定のモデルがいたわけではないです。また、『スカイキャッスル』が実話にしているのは日本ではなく、韓国の教育環境などを反映しているとされています。
では、『スカイキャッスル』の実話となっていることについて詳しくみていきましょう。
韓国の教育環境を反映
韓国版『スカイキャッスル』は、自国の実際の教育環境をリアルに反映したドラマだと言われています。そのため、『スカイキャッスル』は韓国国内で非常に注目された作品で、ドラマ内で登場した受験コーディネーターというのは実在するそうです。
受験コーディネーターは勉強から生活まで全てを管理し、雇うのには高額な費用が掛かるそうで、韓国の学歴主義の考え方などを反映しているのが特徴になっています。
偽ハーバード大学
2015年に韓国人女子高生が、世界的にも名門であるハーバード大学とスタンフォード大学の2つに同時合格したことが大きな話題になりました。同時入学が認められ、女子高生は2年間ずつ大学に通うことになったのですが、その後、合格したというのは嘘だったことが判明します。
この虚偽の同時合格は、親の期待に答えようとしたことから起きてしまったことで、両親に責任が追及されました。この事件が『スカイキャッスル』に反映されていると言われています。
韓国版のSKYの意味とは?
韓国版のドラマタイトルは、『SKYキャッスル』となっています。普通に考えれば、空を意味する英単語のSKYだと思ってしまいますが、どうやら違うようです。
Sはソウル大学、Kは高麗大学校、Yは延世大学校を表しているそうで、韓国の上流階級の中に流れている学歴主義の考えを表現しているとされています。ただ、学歴主義というのは韓国のみならず、日本にも言えることではないでしょうか。
まとめ
今回は『スカイキャッスル』のロケ地や韓国版と日本版の違い、実話の噂について調査しました。
『スカイキャッスル』は韓国版と日本版で多少の違いがあるようですが、どちらも上流階級である親の期待に子供がどうにか応えようとしていることなどが描かれている作品です。
そのため、韓国版『スカイキャッスル』は実話や教育環境が反映されていると言われているので、気になる人はチェックしてみましょう。