「祖父母や両親世代と話が噛み合わない」「言っている言葉が理解できない」という経験をしたことがある人も、いるのではないでしょうか。それもそのはず、言葉というのは時代の流れとともに変化を続け、中には原形をとどめないほどに変わってしまう言い回しもあります。
昔の人は当たり前のように使っているけれど、令和の若者は知らない…そんな今は使われなくなった 昔の言葉一覧をご紹介していきます。
いくつ知ってる?今は使われなくなった 昔の言葉一覧
令和を生きるみなさんは、今は使われなくなった 昔の言葉一覧をどれだけ知っているでしょうか?祖父母や両親が使っている言葉があるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
とっくり(タートルネック)
祖父母が「とっくりのセーター」なんて言葉を使っているのを聞いたことがありませんか?とっくりとは、タートルネックのこと。現在は亀(タートル)が甲羅から首を出している形に似ていることからタートルネックといわれるようになりましたが、昔は酒を入れる入れ物「とっくり」の形から、とっくりセーターと呼ばれていたそうですよ。
帳面(ノート)
帳面とは、江戸時代の寺子屋で使われていた和紙製のノートのこと。今私たちが「ノート」と呼んでいるのは、19世紀後半に輸入され始めた洋紙で作られたものなんです。大学ノートやリングに綴じられたノートがヨーロッパから伝わり、スケッチブックや単語帳など幅広い用途で使われるようになりました。
半ドン(午後休の日)
仕事や授業が午前中だけで終わる日のことを「半ドン」と呼んでいました。半日の「半」と、ドンタクの「ドン」が合わさってできた造語だそうですよ。ドンタクとは、オランダ語で日曜日を意味する「ゾンターク」という語が、訛ってドンタクと呼ばれるようになりました。
乳母車(ベビーカー)
https://twitter.com/the5footh/status/1692513594515337429?s=20
今はベビーカーと呼ばれ親しまれている、赤ちゃんを乗せる手押し車のことです。乳母車と呼ばれていたものは、現代のベビーカーとはまったく違った形をしており、荷物を置いたり掛けたりする機能も付いていなかったのですね。
ナウい(流行に乗っている)
英語の「NOW(ナウ)」をもじって使われていた流行語で、流行に乗っているという意味です。使われていたのは1970年代とみられますが、熱しやすく冷めやすい若者らしく、すぐに死語扱いしてしまったことで、現在は一切使われなくなりました。
写メ(写真付きのメール)
https://twitter.com/urukarenpapa/status/1381564013813768194?s=20
今私たちが使っているスマホの前は、ガラパゴスケータイと呼ばれる折り畳み式の携帯電話が主流でした。現代はLINEや各種SNSで写真を送付し放題ですが、以前はEメールに写真を添付してやりとりする時代でしたね。写真が添付されたメールを「写メ」と呼んでいました。現代の若者は、会社メール以外でEメールを使う機会もほとんどないでしょうから、写メという言葉も死語になっていきました。
まとめ
今は使われなくなった 昔の言葉一覧をまとめてみました。云々 意味など、現代の若者には想像もできない言葉が多かったですね。流行は何周もするといわれており、いつかまた今は使われなくなった 昔の言葉一覧が流行り出す可能性は、なきにしもあらず。ぜひ覚えておいて、次に流行り出すことがあれば、いち早く波に乗りたいですね!